何だか月並みの内容になってしまいましたが、ケット・シーです。
「猫の国」の描写を読み手の想像に任せるような形にして、
また逃げてしまいました。う〜ん、反省。
どうでもいいですが、「フセルナーゼ」は小学校の時に書いていた小説に出てきた
学校の先生が飼っていた灰色の猫の名前です。
しゃべれなかったけど、人語は解していました、確か。
神話モチーフ小説の登場人物はその場で適当に名前を決めている事が多いです。
出来る事なら名前を出さない様にしたいんですが、未熟故。なかなかうまくいかんッス。
この稲垣夫婦は子供が居ても名前で呼び合っていて、いいですね。憧れます。
しかし、みどりの旧姓遠藤は出さなくても良かったんじゃないかなあ、とか。
でもきっと小学生で下の名前を呼んだりすると、他の生徒に苛められたり、とか!
と、どうでもいい背景を気にしてやっぱり苗字で呼ばせた次第です。
ケット・シーはイギリスの猫の妖精です。
SSでは私の好みで「白猫」にしてしまいましたが、本当のケット・シーは黒猫です。
腹に白い部分があって、長い耳と深緑色の目を持ちます。
言葉を使い、二本足で歩く事が出来ます。
基本的には猫と同じなので、自分の気配を消してこっそりと姿を見せずに移動出来ます。
木のうろや廃屋に「猫の国」があり、王や王妃、神官、一般市民等階級を持って暮らしています。
イギリスでは日本と真逆で、白猫が不吉で黒猫が吉とされているんですって。
ちなみに、犬の妖精は「クー・シー」。「シー」が妖精の意味なんですよ。
トップへ